JR東日本スタートアッププログラム2020で総合グランプリ「スタートアップ大賞」を受賞
〜SuicaとAkerunを活用したスマートビル入退館システムで、応募総数242件のトップに〜
株式会社Photosynth(東京都港区、代表取締役社長 河瀬航大、以下フォトシンス)は、11月26日(木)に開催された、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)とJR東日本スタートアップ株式会社が主催する「JR東日本スタートアッププログラム2020」のDEMO DAY(発表会)で、同プログラムへの応募総数242件のなかから総合グランプリである「スタートアップ大賞」を受賞しました。
フォトシンスは、「JR東日本スタートアッププログラム2020」の協業事業に採択された「Suicaを活用したスマートビル入退館システムの開発」でのSuicaとAkerunのID連携による優れた利用体験に加え、SuicaとAkerunを社会共通基盤としてあらゆるセキュリティや決済などの認証を実現していく展望などが高く評価され、「スタートアップ大賞」の受賞となりました。
協業事業に採択された「Suicaを活用したスマートビル入退館システムの開発」は、SuicaのIDを活用して事前インターネット受付によるビル入退館や駅業務施設の入退館を可能にすることで、新しいSuicaの活用方法を創出することを目指すものです。また、今回の協業事業では、2020年8月に発表した「Akerun来訪管理システム」を活用したスマートビル入退館システムを開発します。
フォトシンスでは、今回の「JR東日本スタートアッププログラム2020」でのスタートアップ大賞の受賞に続き、今後もJR東日本との協業を通じてAkerun Access Intelligence を基盤とした、従来から提供してきたセキュリティや入退室管理、勤怠管理に加え、来訪管理、空間管理、そしてライフスタイル全般のアクセス認証を実現するためのサービスの開発・提供をこれからも推進し、さらなる事業成長とキーレス社会の実現をさらに加速します。
■ 「JR東日本スタートアッププログラム」について
JR東日本スタートアッププログラムは、ベンチャー企業などから、JR東日本の駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、実現していくプログラムです。自社の製品・サービスまたはプロトタイプを有する、概ね起業10 年以内の企業を対象にしており、採択年度内にテストマーケティングを実施することを目指します。
第4回目となる「JR東日本スタートアッププログラム2020」では、さらなるオープンイノベーションを推進するため、「地方創生」「観光・インバウンド」「スマートライフ」の3つをテーマに掲げ、242件の応募の中から優れたアイデアとして18件が協業事業として採択されています。
また、「JR東日本スタートアッププログラム2020」のDEMO DAYは、11月26日(木)に東京都渋谷区のルミネゼロで開催され、フォトシンスに加えて「JR東日本スタートアッププログラム2020」の協業事業として採択された18社がそれぞれ協業事業についてのプレゼンテーションを行い、総合グランプリである「スタートアップ大賞」に加え、「優秀賞」、「審査員特別賞」、「オーディエンス賞」がそれぞれ選ばれています。
■「Akerun来訪管理システム」について
Akerun来訪管理システムは、いつも持ち歩いている交通系ICカードや社員証を活用することで、個人認証による高いセキュリティを確保しながら、ビルのセキュリティゲートやオフィスに安全かつスムーズにアクセスできるようになるシステムで、2020年8月よりベータカスタマーからの問い合わせの受付を開始しています。ビルの既設のセキュリティゲートに後付けで導入することで、高度なセキュリティと来訪者/利用者の入退館管理や来訪管理のデジタル化/クラウド化を実現できるため、受付スタッフの省人化や受付関連業務の効率化、そして安心・安全なビル管理が可能になります。
Akerun来訪管理システムの詳細は、以下のWebサイトもご参照ください。
https://akerun.com/visitor_and_reception/