年頭のご挨拶: 変革期の社会に貢献し続ける企業を目指して
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
2021年の年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。
改めて言うまでもなく、2020年は社会全体がこれまでに経験のないほどの大きな変革期を迎えた年でした。新型コロナウイルス感染症という未曾有の災禍が日本を含む全世界で拡大したことで、私たちの日常生活は大きな変化を余儀なくされました。
そして、ニューノーマルと言われる新たな生活様式は、ビジネスの世界にも劇的な変化をもたらしています。テレワークや時差勤務の普及、それに伴うオフィスの役割や価値の再定義、そして何よりも働く人々の安心・安全に対する意識や環境の変化は様々なビジネスのあり方に変化を迫るものでした。
このような状況のもと、フォトシンスとしても2020年は新たな時代の企業、そして社会への貢献や価値提供を強く意識した1年となりました。
昨年4月には、感染症対策に最前線で取り組む医療機関や自治体への支援として「Akerun入退室管理システム」を無償提供するプログラムを実施しました。
また、同5〜6月には、既存の扉を非接触で開閉できるタッチレスエントリー・ソリューション に加え、テレワークが拡大する中でもオフィスの安心・安全を維持するための出退勤をモニタリングするレポート機能 を開発、提供することで、感染症対策に取り組む企業や組織を支援してきました。
一方で、このような環境下でもビジネスを止めることなく、企業や社会全体へのさらなる価値提供を推進するために、昨年8月にキーレス社会の実現をさらに加速するアクセス認証基盤「Akerun Access Intelligence」 に加え、この新戦略を推進するための累計50億円を突破した資金調達 や新たなAkerunロゴ も発表しました。
さらに、同12月には建築用錠前の日本国内シェアNo. 1の美和ロック株式会社と共同で住宅向けサービスを提供する合弁会社「株式会社MIWA Akerun Technologies」の設立を発表 し、フォトシンスの創業の地である住宅向け/家庭向け市場への再挑戦を表明させていただきました。
改めて振り返ると、非常に厳しい事業環境となった2020年でしたが、「Akerun入退室管理システム」の累計導入社数が5,000社を突破 し、さらに様々な取り組みを推進できたのも、お客様、パートナー様、そして関係者の皆様からいただいたご支援によるものと、従業員一同、心から感謝申し上げます。
そして2021年、フォトシンスは社会や企業への価値提供、そして成長に向けてさらに加速します。Akerun Access Intelligenceの推進やMIWA Akerun Technologiesとしての新たな挑戦に加え、オフィスのDXを支える「Akerun入退室管理システム」の進化を通じて、さらなる感動体験の創出に全力を傾けてまいります。
また、大きな変革期を迎えた社会と企業にとって、フォトシンスが掲げる”キーレス社会”の実現がさらなる価値を提供できるよう、開発、カスタマーサクセス、セールス・マーケティング、経営管理などすべてのチームが成果とそこから生まれる価値に徹底的にこだわっていきます。
フォトシンスの新たな幕開けともなる2021年もぜひご期待ください。
本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
株式会社Photosynth(フォトシンス)
代表取締役社長
河瀬 航大