フォトシンス、コクヨとの資本業務提携により、ワークプレイス環境におけるデータ利活用とキーレス社会の実現を加速
〜Akerunを通じたデータ利活用により、ワークプレイスの新たな価値を創造〜
株式会社Photosynth(東京都港区、代表取締役社長 河瀬航大、以下フォトシンス)は、コクヨ株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長 黒田 英邦、以下コクヨ)と資本業務提携契約を締結しました。
この資本業務提携により、累計導入5,000社以上の実績でクラウド型入退室管理システムの市場をリードしてきたフォトシンスと、オフィス空間の価値創造を通じて市場をリードしてきたコクヨの、それぞれの市場における知見や実績を活用し、変化するワークプレイスのさらなるデジタル化と新たな価値の創造を推進します。
ワークプレイス環境や働き方の変化により、オフィスのデジタル化が急務
現在、新型コロナウイルス感染症の影響の拡大やそれに伴う働き方改革の浸透によるテレワークやフレキシブルオフィスの普及など、ワークプレイス環境は大きな変革期を迎えています。企業ではこれら新しい働き方に対応するために様々な取り組みを進めていますが、クラウドやIoTなどのテクノロジーによるデジタル化を通じて、業務の生産性や効率性を向上させることが急務となっています。
アクセス認証基盤「Akerun Access Intelligence」を基盤とした「Akerun入退室管理システム」を通じて規模を問わない累計5,000社以上の空間管理を支援してきたフォトシンスと、様々なツールやサービスを通じてオフィス空間全体の価値創造に取り組んできたコクヨは、あらゆる企業がこのワークプレイス環境の変革期を乗り越え、そしてさらなる事業成長を実現することを支援するため、資本業務提携を締結しました。
変化するワークプレイス環境のデジタル化を加速
今回の資本業務提携を通じて、フォトシンスとコクヨでは、「Akerun入退室管理システム」のさらなる市場拡大を通じたワークプレイス環境のデジタル化に加え、データの利活用を通じたワークプレイス環境のさらなる価値創造に取り組みます。
具体的には、フォトシンスとコクヨの「Akerun入退室管理システム」の販売協力に加え、「Akerun入退室管理システム」が取得するデータと、これまでに両社が培ったオフィス空間における知見を活用した新たなオフィス向けサービスの開発・提供を目指します。
なお、今回の資本業務提携における出資額などの詳細は非公開です。
コクヨ株式会社 執行役員 ファニチャー事業本部長 大田 豊 様 コメント
「コクヨ株式会社はフォトシンスの「安定した無線通信技術」と「高いレベルのクラウドセキュリティ技術」という大手法人企業の品質に十分耐えうる技術力を高く評価しています。またハード(回路設計・製造)からソフト(SaaS)までを自社で行うバリューチェーンとものづくりの企業姿勢に共感しています。今後も株式会社フォトシンスとのパートナーシップを強化していきながら、ワーカーがより働きやすい環境を構築するソリューションを展開してまいります。」
【コクヨ株式会社について】
オフィス空間構築などを行う空間価値ドメイン、オフィス用品の仕入れ・販売を行うビジネスサプライドメイン、文具の製造・販売を行うグローバルステーショナリードメインを展開しており、商品・サービスを通じて、顧客の創造性を向上する価値を提供することにより、人々のより良い はたらく・まなぶ・生活する“Quality of Lifeの向上”を実現し、社会の役に立つLife & Work Style Companyを目指しています。
お客様とお互いの共感によって新しい体験を創造する「共感共創」という強みを活かし、サステナブルに成長していく多様な事業の集合体に変革し、新たな価値を世の中に送り込んでまいります。
https://www.kokuyo.co.jp/