ジェイアールバス関東がAkerunを導入し、乗務員宿泊所の大幅な運営効率化とコスト削減を実現
〜社内システムとのAPI連携で宿泊予約と鍵権限発行を自動化し、管理業務の大幅な効率化に加えて人件費や導入コストも削減〜
株式会社Photosynth(東京都港区、代表取締役社長 河瀬航大、以下フォトシンス)が提供する「Akerun入退室管理システム」が、ジェイアールバス関東株式会社(以下ジェイアールバス関東)が運営する大規模な乗務員宿泊所を支えるセキュリティと宿泊予約管理のインフラとして採用されました。
ジェイアールバス関東では、他社を含む多くの乗務員が日々利用する宿泊所(休養施設)にAkerunを一括導入することで、Suicaを活用した部屋の解錠による利便性の向上、宿泊予約や他社への利用料請求に関する作業の効率化と人的コストの削減、入退室管理システムの導入費用低減を実現しています。
ジェイアールバス関東は、「Akerun入退室管理システム」の導入により、以下を実現しています。
- 宿泊予約の社内システムとAPI連携することで、宿泊予約と鍵権限の発行を自動化し、宿泊所の運営を効率化するとともに部屋の稼働率も向上
- Suicaを活用した部屋の解錠による利便性の向上やオートロック機能によるセキュリティの強化
- 宿泊予約、部屋の清掃、他社乗務員向けの請求作業など、宿泊所に関する管理業務を大幅に効率化したことで、人的コストの削減に加え、既設ドアに後付けで設置することで導入費用も低減
<バス乗務員が休養、宿泊するために使用している大規模宿泊所>
Akerun導入の背景
バスの乗務員は、担当する便の運行時刻によって勤務時間が日々変動するため、これまでは営業所の社員が運行計画をもとに予め部屋割りを作成したり、各部屋の鍵の貸し出しや使用状況を管理するための社員を常駐させておく必要がありました。
また、ジェイアールバス関東では多くの路線で他社との共同運行を実施していることから、社内だけでなく、休養や宿泊する社外の乗務員への対応も行っていました。
このような状況のなか、社屋の改築に伴い新たに大規模な宿泊所を整備することになり、より効率的な施設運営のため、宿泊予約から各部屋のセキュリティや入退室管理までを一元的に管理することができるソリューションを検討していました。
ジェイアールバス関東が宿泊所のセキュリティと予約管理、入退室管理のためのソリューションに求めた要件は以下の通りです。
- 社員証にSuicaの機能がついているため、それを鍵として使える入退室管理システム
- 自社で構築した宿泊管理、予約管理などのシステムとAPIで連携でき、指定時間帯のみ利用できる鍵権限の発行までを自動化できること
- 多くの部屋に導入することから、初期費用などの導入コストを低く抑えられること
これらの要件を満たすソリューションとして「Akerun入退室管理システム」を導入しました。
<AkerunとAPI連携しているジェイアールバス関東の宿泊予約システム>
ジェイアールバス関東では、「Akerun入退室管理システム」の導入により、宿泊予約システムとのAPI連携を通じた宿泊予約と鍵権限の自動発行、Suicaを活用した各部屋の解錠による利便性の向上やオートロック機能によるセキュリティの強化、利用状況把握や利用料の請求、清掃といった宿泊所管理業務の大幅な効率化と人件費の削減、そして後付け型スマートロックによる導入コストの低減などを実現しています。これらのメリットを通じて、業務効率化、宿泊所の稼働率向上、そして施設運営コストの大幅な削減を達成しています。
フォトシンスでは、セキュリティの強化や施設運営の効率化だけでなく、API連携による外部システムとのシームレスな連携が可能なAkerunの提供を通じて、ユーザーの安心・安全とDXによる業務効率化とビジネス効果の拡大に向けた取り組みを支援します。
ジェイアールバス関東による「Akerun入退室管理システム」の導入の詳細は、Akerunサービスサイトの導入事例記事もご参照ください。
https://akerun.com/casestudy/detail_jrbuskanto/