スマートロック「Akerun」、ソフトバンクC&Sと提携しオフィスや店舗などの法人向けサービス開始
~SIM搭載のIoTゲートウェイで PC・フィーチャーフォンなど全てのWeb端末に対応~
世界初の後付型スマートロックロボット「Akerun(アケルン)」を提供する、IoT企業の株式会社フォトシンス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:河瀬航大、以下フォトシンス)は、IoTゲートウェイ「Akerun Remote(アケルンリモート)※」を7月23日(木)より提供開始します。また、それに伴い、ソフトバンク コマース&サービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:溝口 泰雄、以下ソフトバンクC&S)と販売代理店契約を締結し、8月下旬より法人向け販売を開始します。
さらに、フォトシンスはAkerunとAkerun Remoteを活用した法人向けサービス「Akerunオンライン鍵管理システム」の提供により、オフィスや店舗での利用拡大を目指します。
※特許出願済
■PCやフィーチャーフォン等、全てのWeb端末に対応することで94.8%の世帯で利用可能に
Akerunの次の課題は、スマートフォン以外の全端末対応でした。この課題を解決すべく開発したのが、ソフトバンクC&Sと、株式会社NTTドコモ(本社:東京都港区、代表取締役社長:加藤 薫、以下ドコモ)が提供するSIMを対応したIoTゲートウェイ「Akerun Remote」です。Akerun Remoteを中継することにより、Akerunが電話回線につながり、常時インターネットに接続されるため、パソコン、スマートフォン、フィーチャーフォンなど、Webにアクセスできるすべての端末で鍵の開閉ができるようになりました。これにより、利用可能な人口はスマートフォン所有世帯の62.6%から、スマートフォン、フィーチャーフォン所有世帯の94.8%に拡大し、より多くの方にご利用いただけるようになります。
※ 世帯数の割合。総務省「主な情報通信機器の普及状況(世帯) 」から
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc253110.html
■ゲストはアプリダウンロードと初期ユーザー登録が不要、シェアも簡単に
ゲストへの鍵の権限の受け渡し手順をさらに簡略化することに成功しました。Akerun Remotoにより、ゲストはオーナーから送られてきた専用のURLにアクセスするだけで鍵の権限を受け渡すことができ、アプリのダウンロードと初期登録が不要になり、特にホテルやシェアスペースでの利用時に、利用客側の操作の負担を減らすことができます。
■遠隔から鍵の開け閉めや鍵の開閉状況の確認ができる
これまではAkerunを設置したドアに近づかないと鍵の開錠・施錠はできませんでしたが、Akerunオンライン鍵管理システムにより、遠隔操作が可能になりました。万が一鍵を掛け忘れて外出してしまった場合でも、外出先から手元のデバイスでWebにアクセスするだけで鍵の開閉状況が確認でき、開けっ放しの場合は遠隔で鍵の施錠ができます。
■オフィスや飲食・小売など、店舗の合鍵の煩雑な管理を解消
複数人が出入りするオフィス、コワーキングスペースや、アルバイトスタッフが出入りする飲食・小売店舗では、複数の合鍵を発行したり、鍵をポストに収納して複数人で共有するなど、煩雑な管理が問題になっていますが、この問題を解決する電子錠の導入には50万円程度のコストがかかっていました。そこで、Akerunオンライン鍵管理システムはセキュリティを保ちつつ、電子錠よりも手軽かつ安価な導入を実現しました。
オーナーはWebの管理画面上でスタッフの携帯端末に合鍵の発行や、入退室情報の確認ができるようになります。店舗スタッフが開店・閉店作業などをする際にも、指定の時間の合鍵発行、夜間などの特定時間の開錠の通知機能など、管理者に安心な機能が備わっています。
製品・サービスの詳細は http://akerun.com/ をご参照ください。
【会社概要】
ソフトバンク コマース&サービス株式会社
設立日:2014年4月1日
代表取締役社長 兼 CEO:溝口 泰雄
本社所在地:東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル
事業内容:IT関連製品の製造・流通・販売、IT関連サービスの提供
URL:http://cas.softbank.jp