成田富里徳洲会病院が全棟規模でAkerun入退室管理システムを導入、不正侵入や離院の防止による安心・安全な病院運営を実現
〜Akerun ProとAkerunコントローラーを職員用通用口、薬剤室、機密情報の保管エリアなどに低コストで全面導入、後付け型でフロア変更などにも柔軟に対応〜
株式会社Photosynth(東京都港区、代表取締役社長 河瀬航大、以下フォトシンス)が提供する「Akerun入退室管理システム」(以下、Akerun)が、医療法人徳洲会 成田富里徳洲会病院 (以下、成田富里徳洲会病院)の全棟規模のセキュリティ強化とゾーニング、入退室管理のためのソリューションとして採用されました。
これにより、大規模な病院施設における24時間体制での外部からの不正な侵入の防止、入院患者の離院・離棟の防止、そして患者の医療情報や医療機器の保護が可能になり、安心・安全な病院運営と低コストでのセキュリティの強化を実現しました。
今回の成田富里徳洲会病院におけるAkerunの導入の概要は以下の通りです。
- 外部からの不正な侵入を24時間体制で防止して安心・安全な施設運営を実現
- 厳格なゾーニングにより入院患者の離院や離棟を防止
- 一般の来院者エリアに面する薬剤室や書類保管庫などのセキュリティ強化
<成田富里徳洲会病院>
Akerun導入の背景と効果
成田富里徳洲会病院は、2015年に千葉県富里市に設立された徳洲会グループの大規模病院として、「生命だけは平等だ」の理念のもと、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」を目指し、年間5000件以上の患者の救急を受け入れるなど、大型の医療拠点として地域医療に貢献しています。
成田富里徳洲会病院では、人の往来が多い駅前という立地に加え、病院施設特有のセキュリティや入退室管理における課題を抱えており、対策の強化を検討していました。
成田富里徳洲会病院のセキュリティや入退室管理における従来の課題は以下の通りです。
【Akerun導入前の課題】
- 人の往来が多い駅前という立地にある病院施設として、特に夜間における外部から施設への不正な侵入を防止するためのセキュリティ強化
- 病院施設特有の課題となっている、入院患者の離院・離棟の防止のための職員用エリアと入院病棟エリアの厳格なゾーニング
- 一般の来院者が往来するエリアにある薬剤室や医療従事者の執務スペース、また高額な医療機器が設置されている検査室や個人情報を保管する書類保管庫などのセキュリティ強化と保護
そして今回、成田富里徳洲会病院では、セキュリティや入退室管理をさらに強化し、これらの課題を解決できるソリューションとして、病院施設の全棟規模でサムターン錠に後付け可能なAkerun Proと自動ドアに後付け可能なAkerunコントローラーを導入しています。
成田富里徳洲会病院では、Akerunの導入により以下の効果を実現しています。
【Akerun導入による効果】
- 特に夜間における出入口となる職員用通用口の自動ドアにAkerunコントローラーを導入し、外部からの不正な侵入を24時間体制で防止して安心・安全な施設運営を実現
- 入院病棟における職員用エリアと患者用エリアの境界線に設置された自動ドアにAkerunコントローラーを導入し、厳格なゾーニングにより入院患者の離院や離棟を防止
- 一般の来院者エリアに面している薬剤室や執務室に加え、高額な医療機器が設置されている検査室や個人情報を保管する書類保管庫などの個室にAkerun Proを全面導入し、役職や担当業務に応じた解錠権限を設定することで厳格な入退室管理とセキュリティ強化を実現
<入院病棟の自動ドアに導入されているAkerunコントローラー>
さらに、成田富里徳洲会病院では、後付け型のクラウド型入退室管理システムであるAkerunを導入したことで、フロア替えやレイアウト変更などが多くある病院施設における施設運営の柔軟性を向上するとともに、従来の有線式の入退室管理システムよりも安価でありながら信頼性に優れたセキュリティソリューションの導入を実現しています。
フォトシンスでは、今後も病院などの規模を問わない医療施設への提案を強化するとともに、Akerunの提供を通じてセキュリティ強化だけにとどまらない、入退室管理や労務管理の効率化など、様々なニーズに応える機能強化などを推進することで、施設における安心・安全の向上やDXによる管理業務の効率化に向けた取り組みを引き続き支援します。
成田富里徳洲会病院によるAkerunの導入の詳細は、Akerunサービスサイトの導入事例記事もご参照ください。
https://akerun.com/casestudy/detail_narita-tomisato-tokushukai/