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学校法人芝浦工業大学様
キーボックスによる物理鍵管理から脱却し、全学規模のAkerun導入で鍵管理の手間を大幅削減。将来的には施設利用状況の可視化による空間利用効率化も視野に

課 題
毎年入れ替わる研究室の学生に対して、所属変更に合わせて自動で入退室権限を付与できるシステムの導入
キーボックスや物理鍵の運用に伴う課題を解決できる入退室管理ソリューションの導入
研究データや先進技術など秘匿性の高い知的財産や高額機材に対するセキュリティの確保
効 果
学内システムとのAPI連携による研究室の鍵権限管理の大幅な効率化
学生や教員など様々な属性の人々が出入りする大学施設で、ICカードを活用した厳密な入退室管理を実現
大学の保有する知的財産や高価な実験機材を保護するセキュリティ体制の強化
「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」が建学の精神
本学は1927年に創立されました。創立者の有元史郎が、「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神に掲げ、実学中心の工業系大学として発展してきました。
キャンパスは、豊洲、大宮、芝浦の3拠点にあります。私立の理工系大学としては唯一、文部科学省の「スーパーグローバル大学創生支援事業」への採択を受け、最近のグローバリゼーションの流れのなかで世界に貢献する人材育成のためのグローバル化を推進しています。外国籍の教員を多く採用したり、学生が在学中、一度は海外に行く機会を設けるなど、海外との接点を意識しています。
また、学生の主体的・能動的な学修・研究を促す観点から、アクティブラーニングの一環として、国内外の協定校・企業・行政機関等とも連携して実施する「グローバルPBL」を積極展開しています。

研究室の鍵ゆえの課題と物理的な問題
Akerunは、研究室や実験室を中心に設置していますが、研究室の鍵の管理は、以前から非常に悩ましい課題でした。
ICカードを使った鍵管理システムは工事が必要でコストもかかることから、大人数の管理には向いていますが、研究室は利用者が限られるため、このような従来型の入退室管理システムは向いていませんでした。
Akerunの導入前は、ICカードをかざすと必要な鍵が取り出せる「キーボックス」を使っていましたが、これがかなり老朽化し、壊れたこともきっかけで鍵の管理の見直しを検討しました。また、物理的な鍵だと、誰かが持ったまま外出をしてしまうと、部屋が開けられなくなる/閉められなくなるといった物理的な問題もありました。
そんななか、技術やITに詳しい先生がスマートロックをご自身で購入・設置して、スタンドアローンで利用しているケースがありました。その様子をみて、私たちもスマートロック導入の検討を始め、いろいろと調べていく中で、セキュリティ上の要件や本学の要望を満たしていたAkerunを導入することに決めました。

毎年度、入れ替わるメンバーの権限管理を自動化
大学のセキュリティ上の特徴として、施設としての解放性とセキュリティの両方を適切に確保する必要があります。企業のオフィスでは、社外の方は応接スペースなどセキュリティが厳しく分けられています。一方、大学は、学生、教員等々様々な属性を持つ人が学内を利用するという特性があります。キーボックスも、そういった観点から導入していたものですが、Akerunの導入によって、ICカードに柔軟に鍵権限を付与できる利便性と同時に、厳密な入退室管理によるセキュリティ向上を実現していますね。
さらに、研究室は毎年度、学生をはじめとしたメンバーの入れ替わりがあります。人数にすると10数人単位ですが、新たに研究室に所属するメンバーと、卒業などで研究室から離れるメンバーがいて、その管理や設定の手間が毎年度必要になり、結構な手間でした。Akerunは、本学の管理システムとAPI連携できるので、システム上での先生や学生の所属変更に合わせて自動で入退室権限を付与することで、管理が楽になりました。また、豊洲、芝浦、大宮の3つのキャンパス間を先生が移動することもありますが、管理システムは共通なので、同じ教職員証で遠隔地にある複数の施設や研究室の鍵が開けられる仕組みも取り入れています。

大学にとっても重要な「安全保障・貿易管理」への対策
今回、Akerunを導入した研究室や実験室には、高価な実験機材だけではなく、研究データや先進技術などの非常に秘匿性の高い知的財産などがあり、それらに対するセキュリティを確保することがとても重要です。Akerunで入退室管理を厳格化することで、それらに対するセキュリティも強化できています。
また、最近は特に「安全保障・貿易管理」が、非常にセンシティブなテーマになってきています。本学のような先端技術を扱う大学では、セキュリティを確保することは、今後もますます重要になってくると考えています。

施設のさらなる有効活用に向けた「見える化」
施解錠時のデータは、入退室の客観的なデータを取得することもできますので、勤務時間管理にも使えそうですよね。
また、入退室の履歴については、ヒートマップツールなどと組み合わせて、施設の有効活用に役立てられるのではないかと考えています。様々な用途の部屋や施設がどのくらい活用しているかをデータ化/見える化することで、施設やスペースのさらなる有効活用につながっていくのではないでしょうか。
学校法人芝浦工業大学
1927年創立の工業大学。東京都港区芝浦に本部を置く。キャンパスは豊洲、芝浦、大宮の3拠点で、「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を建学の精神としている。近年はグローバル教育にも注力しており、外国人教員の招致や、学生の留学支援体制の充実などを通じて、国際的に活躍できる技術者を輩出している。





