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2021/11/26

JR九州がAkerunの導入により、コワーキングスペースの無人時間帯運営を実現

〜無人化によるコスト削減に加え、柔軟な鍵権限によりドロップイン利用から常時利用の月額会員までの多様な利用形態に対応〜

株式会社Photosynth(東京都港区、代表取締役社長 河瀬航大、以下フォトシンス)が提供するクラウド型「Akerun入退室管理システム」が、九州旅客鉄道株式会社(以下JR九州)が運営するコワーキングスペースを支えるセキュリティと認証のインフラとして採用されました。

JR九州では、Akerunの導入により、コワーキングスペースの無人時間帯運営を実現し、人件費などの運営コストの効率化に成功しています。また、交通系ICカードや時間限定鍵による認証、入退室が可能になったことで、ドロップイン利用者や月額会員などの利用形態に合わせた柔軟な鍵権限の設定が可能になりました。

JR九州は、「Akerun入退室管理システム」の導入により、以下を実現しています。

  • 利用者の入退室や認証に活用することで、コワーキングスペースの無人時間帯運営を実現し、人件費などの運営コストの効率化に成功
  • ドロップイン利用者には時間限定のURL鍵、月額会員向けにはユーザーが普段使用している交通系ICカードをそれぞれ鍵として活用することで、利用形態に合わせた柔軟な鍵権限の設定と利用者の利便性向上を実現
  • コワーキングスペースとしての新たな空間利用を通じて、社内外の利用者同士の共創の場の創出を促進

<JR九州が博多駅(左画像)と福間駅(右画像)で運営するコワーキングスペース>

Akerun導入の背景
JR九州では、同社の強みである「駅」という立地を生かした新しいサービスとして、コワーキングスペースの運営を開始することになり、博多駅にCO-WORKING & CO-LEARNING SPACE「Q」を、福間駅に「Q Works FUKUMA」を開設しています。特に福間駅は、博多のベッドタウンとしての機能を備えていることから、働き方改革などの影響により企業での導入が増えているテレワークのニーズの高まりを受けて開設されました。

JR九州では、2拠点のコワーキングスペースの開設にあたり、鉄道の始発から終電までの時間帯で運営することを決定し、また運営効率を高めるために、博多駅の「Q」では早朝と深夜の時間帯を、福間駅の「Q Works FUKUMA」では終日を無人で運営することになり、施設のセキュリティと利用者の認証を支えるソリューションを検討していました。

JR九州がコワーキングスペースのセキュリティ、認証のソリューションに求めた要件は以下の通りです。

  • 拠点ごとに特定の時間帯、および終日の無人運営を実現できる高度なセキュリティと信頼性
  • ドロップインでの一時利用、月額会員の常時利用という異なる利用形態の提供
  • 利用者の安心・安全と快適な利用のための、優れた堅牢性と利用体験

JR九州では、複数の入退室管理システムを検討する中で、求める要件を満たすソリューションとして「Akerun入退室管理システム」を導入しました。

<博多駅「Q」に導入されているAkerun入退室管理システム(写真はICカードリーダー)>

JR九州では、「Akerun入退室管理システム」の導入により、施設の無人時間帯運営による人件費などの運営コストの効率化、利用形態に合わせた多様な解錠手段による利用者の利便性の向上、累計6,000社超の導入に裏付けられた信頼性や優れた利用体験を実現しています。

フォトシンスでは、セキュリティの強化や施設運営の効率化だけでなく、新しい働き方を実現するAkerunの提供を通じて、ユーザーの安心・安全とDXによる競争力の強化に向けた取り組みを支援します。

JR九州による「Akerun入退室管理システム」の導入の詳細は、Akerunサービスサイトの導入事例記事もご参照ください。
https://akerun.com/casestudy/detail_jrkyushu/